34PM062|第34回 歯科衛生士国家試験 過去問
3歳の男児。異常構音があるため言語治療を受けている。口腔内写真を別に示す。考えられる構音障害の種類はどれか。1つ選べ。

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正解: a
正答
a:器質性構音障害
この問題のポイント
口腔の形態異常が確認できる患児の構音障害を、原因別に分類する問題です。口蓋裂など構音器官の構造異常は器質性です。
解説
器質性構音障害は、口唇・舌・口蓋・顎など発声発語器官の形態異常により、正しい構音点や口腔内圧を作れない状態です。口蓋裂では鼻咽腔閉鎖不全により開鼻声、声門破裂音などの異常構音が起こり得ます。写真の形態所見と3歳で言語治療中という情報から器質性と判断します。手術、補綴、聴覚・言語訓練を多職種で行います。
選択肢の確認
- a 器質性:口腔内の構造異常が構音へ影響しており該当します。
- b 機能性:形態・神経・聴覚に明らかな異常がないのに誤った構音習慣がある場合です。
- c 聴覚性:難聴により音の聴取・フィードバックが不十分な場合です。
- d 運動障害性:中枢・末梢神経や筋疾患による発語運動制御障害です。
覚えるポイント
形態異常は器質性、難聴は聴覚性、神経筋障害は運動障害性、明らかな基礎障害なしは機能性です。