34PM089|第34回 歯科衛生士国家試験 過去問
脳性麻痺のある患児の摂食嚥下指導で直接訓練を行うことにした。訓練に使用したスプーンの写真(別冊午後No.35)を別に示す。 このスプーンの使用で指導できるのはどれか。2つ選べ。

2つ選択
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正解: b・c
正答
b・c:口唇での捕食誘導、1回量の調整
この問題のポイント
脳性麻痺児への直接訓練で、スプーンの形・大きさ・挿入方法により直接指導できる摂食動作を選ぶ問題です。
解説
平らで適切な大きさのスプーンを下唇上へ置き、上唇が食物を取り込むのを待って水平に抜くことで、口唇閉鎖による捕食を誘導できます。またスプーンへ載せる量を調整すれば、一口量を一定にして過剰な送り込みを防げます。頭頸部・体幹の安定を確保し、上顎へこすり付けて食物を入れないことが重要です。
選択肢の確認
- a 食物形態:調理・嚥下評価により決めるもので、スプーンそのものでは指導できません。
- b 口唇での捕食:スプーン位置と抜き方により正しい取り込みを誘導できます。
- c 1回量:スプーン容量と盛り方で安全な一口量を調整できます。
- d 運ぶペース:介助者が調節しますが、写真のスプーン固有の使用効果ではありません。
覚えるポイント
スプーンは下唇に水平、口唇閉鎖を待って水平に抜きます。無理に上顎へ擦り付けず本人の動きを引き出します。