35AM004第35回 歯科衛生士国家試験 過去問

過去問題

口腔内写真を別に示す。矢印で示す領域の感覚を支配するのはどれか。1つ選べ。

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正解: b

正答

b:三叉神経

この問題のポイント

口腔・顔面領域の一般感覚を伝える脳神経を問う問題です。味覚や表情筋運動を担う神経と区別します。

解説

三叉神経は第5脳神経で、眼神経、上顎神経、下顎神経の3枝に分かれ、顔面皮膚、歯、歯周組織、口腔粘膜などの一般感覚を広く支配します。写真の矢印で示された口腔領域の触覚・痛覚・温度覚は、該当部位に応じて上顎神経または下顎神経の枝が伝えます。下顎神経には咀嚼筋への運動線維も含まれます。一方、舌の感覚では前方3分の2の一般感覚は舌神経、味覚は鼓索神経であり、同じ部位でも感覚の種類によって神経が異なる点が重要です。

選択肢の確認

  • a 顔面神経:表情筋運動、涙液・唾液分泌、舌前方の味覚などを担いますが、顔面・口腔の一般感覚の主体ではありません。
  • b 三叉神経:顔面と口腔の触覚・痛覚・温度覚を伝えるため正しいです。
  • c 舌咽神経:舌後方3分の1の一般感覚と味覚、咽頭感覚などを担います。
  • d 迷走神経:咽頭・喉頭や胸腹部臓器に広く分布し、示された口腔領域の主な感覚神経ではありません。

覚えるポイント

口腔の一般感覚は主に三叉神経、舌前方の味覚は顔面神経、舌後方の味覚・一般感覚は舌咽神経、と機能別に整理しましょう。

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