第35回・2026年

35PM003|第35回 歯科衛生士国家試験 過去問

下唇の感覚を支配する神経が通過するのはどれか。1つ選べ。

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正解a

正答

a:下顎孔

この問題のポイント

下唇の知覚を伝える神経の走行を、下顎骨の孔と関連付ける問題です。下歯槽神経は下顎孔から骨内へ入り、終枝のオトガイ神経が下唇へ分布します。

解説

下歯槽神経は下顎神経の枝で、下顎枝内面にある下顎孔から下顎管へ入ります。下顎歯の知覚を担いながら前方へ走り、オトガイ孔からオトガイ神経として出て下唇とオトガイ部の皮膚・粘膜に分布します。したがって下顎孔伝達麻酔では、下顎歯だけでなく同側下唇の知覚も低下することがあります。

選択肢の確認

  • a 下顎孔:下歯槽神経が下顎管へ進入する孔で、下唇知覚へ至る経路上にあります。
  • b 歯槽孔:上顎結節部などの歯槽孔は上歯槽神経・血管の通路で、下唇知覚の主経路ではありません。
  • c 正円孔:上顎神経が頭蓋内から翼口蓋窩へ出る孔です。
  • d 蝶口蓋孔:翼口蓋窩と鼻腔を連絡し、鼻腔への神経・血管が通ります。

覚えるポイント

『下顎孔―下顎管―オトガイ孔―下唇』という連続した走行を図として理解します。

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