35AM035|第35回 歯科衛生士国家試験 過去問
20歳の女性。左下奥歯の冷水痛を主訴として来院した。以下のような流れで診察を行うことになった。①で使用するのはどれか。2つ選べ。

2つ選択
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正解: a・c
正答
a:探針、c:歯周プローブ
この問題のポイント
図の1は視診に続く触診です。器具を介して歯質や歯周組織を触覚的に調べる探針と歯周プローブを選びます。
解説
冷水痛を訴える歯の診察では、問診後に視診、触診、打診、温度診、歯髄電気診、エックス線検査などを組み合わせます。図の1は視診の次、打診の前に置かれた触診です。探針では歯面の欠損、修復物辺縁、う窩などを慎重に確認し、歯周プローブでは歯周ポケット深さ、出血、歯肉辺縁の位置などを触覚的に調べます。初期う蝕へ強く探針を押し込むと歯質を傷つけるため、視診、乾燥、画像所見を重視し、器具は軽い力で用います。
選択肢の確認
- a 探針:歯面や修復物辺縁を触覚的に確認する触診器具なので該当します。
- b ロール綿:簡易防湿や排唾に使う材料で、触診のための診査器具ではありません。
- c 歯周プローブ:ポケット内へ挿入して歯周組織を触覚的・計測的に診査します。
- d 歯髄電気診断器:歯髄の知覚反応を調べる「その他の検査」で、触診器具ではありません。
覚えるポイント
診察の基本は視診→触診→打診→各種検査です。探針は歯面、歯周プローブは歯周組織を触覚的に調べる器具として使い分けます。