35AM046|第35回 歯科衛生士国家試験 過去問
全部床義歯の仮想咬合平面を設定する際の基準はどれか。1つ選べ。
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正解: c
正答
c:Camper平面
この問題のポイント
無歯顎患者の仮想咬合平面設定に用いる顔面の基準線を、頭蓋計測平面や咬合彎曲と区別します。
解説
全部床義歯の咬合床を調整するとき、前方は瞳孔間線との平行性、側方はCamper平面との関係を参考に仮想咬合平面を設定します。Camper平面は一般に鼻翼下縁と耳珠付近を結ぶ基準平面で、側方から見た咬合平面設定の臨床的目安になります。適切な咬合平面は審美、発音、咀嚼、義歯の安定に影響します。ただし解剖学的個人差があるため、口角、舌背、臼後隆起、顔貌など複数の指標も総合して判断します。
選択肢の確認
- a Frankfurt平面:眼窩下点と外耳道上縁を結ぶ頭蓋の基準平面で、仮想咬合平面の直接基準ではありません。
- b Spee彎曲:天然歯列を矢状面から見た前後的咬合彎曲です。
- c Camper平面:全部床義歯の仮想咬合平面設定の側方基準です。
- d Monsonカーブ:咬合面を球面の一部として捉える三次元的概念です。
覚えるポイント
咬合床は正面で瞳孔間線、側面でCamper平面との平行性を確認します。Spee・Wilson・Monsonは咬合彎曲の概念です。