35AM083第35回 歯科衛生士国家試験 過去問

過去問題

観察式の認知機能評価方法はどれか。1つ選べ。

解答・解説を見る

正解: a

正答

a:FAST

この問題のポイント

認知機能評価のうち、本人へ課題を実施する検査ではなく、日常生活上の機能変化を観察して段階づける方法を選びます。

解説

FAST(Functional Assessment Staging)は、認知症、とくにAlzheimer型認知症の進行を日常生活機能の変化から7段階に分類する観察式評価です。複雑な仕事の困難から、着衣・入浴・排泄、言語、運動機能の低下へという経過を、本人や介護者からの情報と行動観察で判定します。本人に質問して得点を算出する認知機能検査とは異なるため、検査への協力が難しい場合にも生活像を捉える助けになります。ただし身体障害など別要因によるADL低下を区別する必要があります。

選択肢の確認

  • a FAST:日常生活機能を観察して認知症の重症度を段階化するため正しいです。
  • b MMSE:見当識、記憶、計算、言語などの課題を本人に実施する質問式検査です。
  • c HDS-R:年齢、日時、記憶、計算などを質問して得点化する改訂長谷川式です。
  • d MoCA-J:軽度認知障害を含む認知領域を課題で評価する日本語版検査です。

覚えるポイント

FASTは観察式の病期評価、MMSE・HDS-R・MoCA-Jは本人が課題へ答える認知機能スクリーニングです。

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