第46回・2023年

46A004|第46回 救急救命士国家試験 過去問

骨粗鬆症の影響を最もうけやすい部位はどれか。1つ選べ。

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正解4

正答

4.海綿骨

この問題のポイント

骨粗鬆症で最初に減るのは海綿骨なので答えは4です。海綿骨はスポンジ状で骨の入れ替わり(骨代謝)が活発なため、骨がもろくなる影響を最も受けやすいからです。

解説

骨は、表面のかたい皮質骨と、内部の網目状の海綿骨からできています。
海綿骨は表面積が大きく、骨を壊す・作る働き(骨代謝)が盛んです。
閉経後や高齢で骨を壊す働きが強まると、海綿骨から真っ先に骨量が減ります。
海綿骨が多い椎体・大腿骨頸部・橈骨遠位端が、骨粗鬆症で折れやすい部位です。
高齢者の転倒で大腿骨近位部骨折、軽い外力で脊椎圧迫骨折を疑う根拠になります。

選択肢の確認

1.髄腔:骨髄が入る空間で、骨量が減る主な場所ではありません。
2.骨膜:骨の表面を覆う膜で、骨粗鬆症の主な障害部位ではありません。
3.皮質骨:かたくて代謝が遅く、海綿骨より影響が小さいです。
4.海綿骨:代謝が活発で、骨粗鬆症の影響を最も受けます。正答です。
5.関節軟骨:変形性関節症で傷む組織で、骨粗鬆症の主体ではありません。

覚えるポイント

骨粗鬆症は「海綿骨から減る」。
折れやすい部位「椎体・大腿骨頸部・橈骨遠位端」とセットで覚えます。

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