第47回・2024年

47A045|第47回 救急救命士国家試験 過去問

放射線の吸収線量に応じた発生確率で示される影響はどれか。1つ選べ。

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正解2

正答

2.白血病

この問題のポイント

線量が増えるほど「起こる確率」が上がるのは白血病などのがんなので、答えは2です。ほかの4つは一定量を超えると必ず起こり、線量で重さが変わる確定的影響です。

解説

放射線の体への影響は2種類に分けられます。
確定的影響は、しきい線量(これ以下なら起こらない線量)があり、超えると起こって線量が多いほど重くなります。
不妊、脱毛、白内障、皮膚の紅斑や潰瘍、骨髄抑制がこれに当たります。
確率的影響は、しきい線量がなく、少量でも起こる可能性があり、線量が増えるほど起こる確率が高まります。
白血病やがん、遺伝的影響がこれに当たります。
だから放射線防護では、線量をできる限り低く保つことが原則です。

選択肢の確認

1.不妊:不妊はしきい線量のある確定的影響です。
2.白血病:白血病は起こる確率が線量に応じて増える確率的影響です。正答です。
3.脱毛症:脱毛症は確定的影響です。
4.白内障:白内障は確定的影響です。
5.皮膚障害:皮膚障害は確定的影響です。

覚えるポイント

「確率的影響=がん・白血病・遺伝的影響(しきい値なし)」「確定的影響=脱毛・不妊・白内障・皮膚障害・急性放射線症(しきい値あり)」。

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