第48回・2025年

48A044|第48回 救急救命士国家試験 過去問

厚い鉛の板を透過する放射線はどれか。1つ選べ。

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正解5

正答

5.中性子線

この問題のポイント

中性子線は厚い鉛でも止められないので、答えは中性子線です。電気を帯びていないため重い原子核とぶつかりにくく、水やコンクリートで遮ります。

解説

放射線の透過力は、α線<β線<γ線・X線<中性子線の順です。
α線は紙1枚、β線はアルミニウム板で止まります。
γ線とX線は鉛や厚いコンクリートで弱められます。
中性子線は電荷がないため、原子核とぶつかるまで進みます。
鉛のような重い原子核では減速しにくく、厚い鉛板も透過します。
中性子の遮蔽には、水素を多く含む水、コンクリート、ポリエチレン、パラフィンが有効です。
放射線事故では、遮蔽・距離・時間の3原則で被ばくを減らします。

選択肢の確認

1.α線:紙1枚で遮蔽できます。
2.β線:薄い金属板で遮蔽できます。
3.γ線:透過力は強いものの、厚い鉛で遮蔽(減衰)できます。
4.X線:鉛で遮蔽できます。
5.中性子線:厚い鉛板も透過します。正答です。

覚えるポイント

「透過力:α<β<γ・X<中性子」「遮蔽:α=紙、β=アルミ、γ・X=鉛、中性子=水・コンクリート」。

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