第46回・2023年

46A066|第46回 救急救命士国家試験 過去問

呼気延長がみられるのはどれか。1つ選べ。

解答・解説を見る

正解5

正答

5.慢性気管支炎

この問題のポイント

呼気延長がみられるのは慢性気管支炎なので、答えは5です。気管支(下気道)が狭くなると、息を吐き出しにくくなるからです。

解説

慢性気管支炎はCOPD(慢性閉塞性肺疾患)の一型です。気道の炎症と分泌物の増加で気管支が狭くなります。吐くときに空気が出にくくなり、呼気が長くなります。口すぼめ呼吸もみられます。自然気胸や肺血栓塞栓症は呼吸困難を起こしますが、気道の狭窄ではないため呼気延長はありません。気道異物や急性喉頭蓋炎は上気道(のどより上)の狭窄です。上気道の狭窄では吸気時の喘鳴(ストライダー)が特徴です。

選択肢の確認

1.自然気胸:胸腔内の空気で肺がつぶれる病態で、気道狭窄はありません。
2.気道異物:上気道閉塞で吸気性喘鳴がみられます。
3.急性喉頭蓋炎:上気道狭窄で吸気性喘鳴がみられます。
4.肺血栓塞栓症:肺血流の障害で、気道狭窄はありません。
5.慢性気管支炎:下気道狭窄で呼気延長がみられます。正答です。

覚えるポイント

「呼気延長・呼気性喘鳴=下気道(喘息・COPD)」「吸気性喘鳴=上気道(異物・喉頭蓋炎・クループ)」。

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