第46回・2023年

46A098|第46回 救急救命士国家試験 過去問

頸部前方三角を構成するのは、頸部前面の正中線と下顎下縁とあと1つはどれか。1つ選べ。

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正解4

正答

4.胸鎖乳突筋前縁

この問題のポイント

頸部前方三角の残りの辺は胸鎖乳突筋前縁なので、答えは4です。前頸三角は正中線・下顎下縁・胸鎖乳突筋前縁の3辺で囲まれるからです。

解説

頸部は胸鎖乳突筋(首の横の太い筋肉)によって前頸三角と後頸三角に分けられます。前頸三角は、前方の正中線、上方の下顎骨下縁、後方の胸鎖乳突筋前縁で囲まれます。その中には頸動脈鞘(総頸動脈・内頸静脈・迷走神経)、喉頭、気管、甲状腺があります。後頸三角は胸鎖乳突筋後縁、僧帽筋前縁、鎖骨で囲まれます。頸動脈の触知や輪状甲状靱帯の位置確認は前頸三角内で行います。総頸動脈や内頸静脈は三角の中にある構造で、境界ではありません。

選択肢の確認

1.総頸動脈:前頸三角の内部にある構造で、境界ではありません。
2.内頸静脈:前頸三角内部の構造です。
3.外頸静脈:胸鎖乳突筋の表面を走る静脈で、境界ではありません。
4.胸鎖乳突筋前縁:前頸三角の後方の境界です。正答です。
5.胸鎖乳突筋後縁:後頸三角の境界です。

覚えるポイント

「前頸三角=正中線・下顎下縁・胸鎖乳突筋前縁」「後頸三角=胸鎖乳突筋後縁・僧帽筋前縁・鎖骨」。

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