第49回・2026年

49C001|第49回 救急救命士国家試験 過去問

40歳の男性。自宅で大量に吐血したため家族が救急要請した。救急隊到着時観察所見:意識JCS10。呼吸数20/分。脈拍120/分、整。血圧60/40mmHg。体温36.5℃。静脈路確保の指示要請を行い、実施の指示を得た。傷病者の右肘正中皮静脈を穿刺し、抜去した内筒を自分の手に刺した。直ちに行うべきことはどれか。1つ選べ。

解答・解説を見る

正解1

正答

1.針刺し部の洗浄

この問題のポイント

針を刺してしまったら、まず刺した部位を流水と石鹸で洗うので、答えは1です。報告や連絡は、洗浄のあとで行います。

解説

針刺し事故とは、使用済みの針で自分の体を刺してしまう事故です。
傷病者の血液を介して感染する危険があります。
直後に最優先で行うのは、大量の流水と石鹸で刺した部位を十分に洗い流すことです。
血液や体液を洗い流すことで、感染の危険を下げられます。
刺した部位より心臓側を縛る近位緊縛は、組織を傷めるだけで効果がなく推奨されません。
洗浄のあとに消防本部へ報告し、搬送先医療機関に連絡し、傷病者の感染症の既往を確認します。
必要に応じて医療機関で予防の薬を受けます。

選択肢の確認

1.針刺し部の洗浄:直ちに行う最優先の対応です。正答です。
2.消防本部への報告:洗浄のあとに行います。
3.針刺し部の近位緊縛:効果がなく推奨されません。
4.搬送先医療機関への連絡:洗浄のあとに行います。
5.傷病者の感染症の既往確認:洗浄のあとに行います。

覚えるポイント

「針刺し=まず流水洗浄→報告→医療機関で受診・予防投薬」。

掲載内容は受験学習用に編集しています。正式な正答・採点上の取扱いは、各試験実施機関の発表を優先してください。情報の確認方法と訂正窓口は編集方針に掲載しています。本サービスは診断・治療・臨床判断を目的とするものではありません。

問題文・正答・解説に誤りを見つけたら、この問題の誤りを報告する(medixmatch2025@gmail.com)までお知らせください。確認して修正します。

解いた記録を残して、苦手な問題をもう一度。

学習アプリなら、この問題の解答記録・メモ・暗記カード化を使えます。