第46回・2023年
46A099|第46回 救急救命士国家試験 過去問
眼瞼結膜に点状出血が出現する病態はどれか。1つ選べ。
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正解1
正答
1.外傷性窒息
この問題のポイント
眼瞼結膜に点状出血が出るのは外傷性窒息なので、答えは1です。胸を強く圧迫されて静脈血が頭へ逆流し、細い静脈が破れるからです。
解説
外傷性窒息は、胸腹部が重量物などで強く圧迫されて起こります。上大静脈系の血液が逆流し、頭頸部の細い静脈が破れます。顔面・頸部・上胸部の皮膚や眼瞼結膜に点状出血が現れ、顔のうっ血や眼球突出もみられます。絞頸や縊頸でも同様に眼瞼結膜の溢血点がみられます。緊張性気胸では頸静脈怒張、頭蓋底骨折では眼窩周囲の皮下出血(パンダの眼徴候)や耳介後部の皮下出血が特徴です。くも膜下出血では硝子体出血、眼窩吹き抜け骨折では複視や眼球陥凹がみられます。
選択肢の確認
1.外傷性窒息:胸部圧迫による静脈逆流で、眼瞼結膜に点状出血が出現します。正答です。
2.緊張性気胸:頸静脈怒張が特徴で、点状出血はみられません。
3.頭蓋底骨折:パンダの眼徴候やバトル徴候が特徴です。
4.くも膜下出血:点状出血の原因ではありません。
5.眼窩吹き抜け骨折:複視・眼球運動障害が特徴です。
覚えるポイント
「眼瞼結膜の点状出血=外傷性窒息・絞頸・縊頸(静脈のうっ血)」。
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