46B017|第46回 救急救命士国家試験 過去問
喉頭鏡を用いた喉頭展開時にすべての構造が確認されれば気管挿管を試みてよいのはどれか。1つ選べ。
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正解: 2
正答
2.声門
この問題のポイント
気管挿管は声門(声帯)を直視下に確認できたときに行います。声門が見えなければ盲目的に挿管してはならず、食道挿管の危険があります。
解説
喉頭展開では、舌根、喉頭蓋谷、喉頭蓋、披裂軟骨、そして声門の順に構造が見えてきます。気管挿管の可否を決めるのは声門の確認で、声門が見えればチューブを声門を通して気管内へ挿入します。舌根や喉頭蓋、喉頭蓋谷、咽頭後壁が見えただけでは挿管の条件を満たしません。救急救命士の気管挿管は声門が確認できる場合に限り、複数回の試みで確認できなければ声門上気道デバイスなど他の方法に切り替えます。
選択肢の確認
1.舌根:喉頭展開の初期に見える構造で挿管の条件ではありません。
2.声門:確認できれば挿管を試みてよい構造です。正答です。
3.喉頭蓋:声門の手前の構造で、これだけでは挿管できません。
4.咽頭後壁:声門は見えていません。
5.喉頭蓋谷:喉頭鏡のブレードを当てる部位で、挿管の条件ではありません。
覚えるポイント
「声門が見えたら挿管、見えなければ挿管しない」。挿管後はカプノメータと聴診で位置を確認します。