第47回・2024年

47A025|第47回 救急救命士国家試験 過去問

救急救命士が行うインフォームドコンセントについて適切でないのはどれか。1つ選べ。

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正解3

正答

3.パターナリズムの考え方に基づいて決定する。

この問題のポイント

パターナリズムは医療者が一方的に決める考え方で、本人が決めるインフォームドコンセントとは正反対です。だから適切でないのは3です。

解説

インフォームドコンセントとは、十分な説明を受けた傷病者が自分の意思で決めることです。
救急救命士も処置や搬送先について、傷病者や家族が理解できるように説明して同意を得るのが原則です。
医療機関の選定も本人の希望を考慮する対象です。
時間に余裕がない緊急時は処置を優先し、事後に説明することも認められます。
パターナリズム(父権主義)は「本人のためだから」と医療者が患者の意思に関わらず決める姿勢です。
これは本人の自己決定を尊重する考え方に反するため、適切ではありません。

選択肢の確認

1.医療機関選定にも適応される。:医療機関の選定にも適応されるので適切です。
2.傷病者が自らの意志に基づいて決定する。:傷病者が自らの意志で決定するのがインフォームドコンセントの基本で適切です。
3.パターナリズムの考え方に基づいて決定する。:パターナリズムは本人の自己決定に反する考え方なので適切ではありません。正答です。
4.時間的に余裕がない場合は事後に説明を行う。:時間的余裕がない場合に事後説明を行うのは緊急時の対応として適切です。
5.傷病者と家族とが正確に内容を理解できるように説明する。:傷病者と家族が理解できるように説明するのは適切です。

覚えるポイント

「インフォームドコンセント=説明と理解に基づく自己決定」「パターナリズム=医療者が決める(正反対の考え方)」。

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