48A037|第48回 救急救命士国家試験 過去問
救急救命士による乳児の蘇生について正しいのはどれか。1つ選べ。
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正解: 4
正答
4.脈が60/分未満となったらまず気道確保と人工呼吸とを行う。
この問題のポイント
乳児の脈拍は上腕動脈で確認し、胸骨の下半分を胸郭の約1/3の深さで圧迫します。脈が60/分未満で循環不良のときは、まず気道確保と人工呼吸を行い、改善しなければ胸骨圧迫を開始します。
解説
乳児の心停止の多くは低酸素が原因のため、脈拍が60/分未満で循環が悪い場合は気道確保と有効な人工呼吸で酸素化を改善し、それでも改善しなければ胸骨圧迫を加えます。脈は頸動脈ではなく上腕動脈で触れ、圧迫の深さは胸郭の前後径の約1/3です。頭部の下にタオルを入れると気道が屈曲するため、乳児では肩の下に薄いタオルを入れて中間位を保ちます。救助者2名の場合の圧迫と人工呼吸の比は15対2です。
選択肢の確認
1.脈の確認は頸動脈で行う:乳児は上腕動脈で行います。
2.胸壁の1/2沈む深さまで圧迫する:約1/3です。
3.蘇生時は頭部の下にタオルを入れる:気道が屈曲するため肩の下に入れます。
4.脈が60/分未満となったらまず気道確保と人工呼吸とを行う:正しい記述です。正答です。
5.救助者が2名以上の際は胸骨圧迫と人工呼吸は30対1で行う:15対2です。
覚えるポイント
「乳児は低酸素が心停止の主因→脈60未満なら気道確保・人工呼吸が先」「上腕動脈・深さ1/3・15対2」。