第47回・2024年

47A027|第47回 救急救命士国家試験 過去問

胸部の打診で濁音を認めるのはどれか。1つ選べ。

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正解2

正答

2.血胸

この問題のポイント

胸を叩いて鈍い音(濁音)がするのは胸に液体がたまったときなので、答えは血胸で2です。空気がたまる気胸では逆に太鼓のような鼓音になります。

解説

打診とは、胸を指で叩いて音の響きから中の状態を推定する方法です。
中に空気が多いとよく響く鼓音、液体があると音が吸収されて濁音になります。
血胸や胸水では胸腔に液体がたまるので濁音になり、その側の呼吸音も弱くなります。
気胸や肺気腫では空気が多くなるので鼓音(過共鳴音)になります。
気管支喘息は気道が狭くなる病気で、打診音は正常か過共鳴です。
肺血栓塞栓症では打診音に変化はありません。

選択肢の確認

1.気胸:気胸は空気がたまるので鼓音です。
2.血胸:血胸は血液がたまるので濁音です。正答です。
3.肺気腫:肺気腫は肺がふくらみすぎて鼓音です。
4.気管支喘息:気管支喘息は濁音にはなりません。
5.肺血栓塞栓症:肺血栓塞栓症は打診音が正常です。

覚えるポイント

「濁音=液体(血胸・胸水・肺炎)」「鼓音=空気(気胸・肺気腫)」。

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