48A035|第48回 救急救命士国家試験 過去問
打診で鼓音を認める可能性が高いのはどれか。1つ選べ。
解答・解説を見る
正解: 2
正答
2.気胸
この問題のポイント
打診で鼓音(太鼓のような響く音)を呈するのは胸腔内に空気が貯留した気胸です。血胸や肺炎、無気肺では濁音になります。
解説
胸腔に空気がたまる気胸では、打診で正常より高く響く鼓音(過共鳴音)が聴取され、呼吸音は減弱します。血胸や胸水では液体が音を吸収して濁音になり、肺炎や無気肺では含気が減るため濁音です。気道狭窄では打診音に特徴的な変化はありません。鼓音に頸静脈怒張や血圧低下、気管偏位を伴えば緊張性気胸を疑います。
選択肢の確認
1.血胸:液体の貯留で濁音です。
2.気胸:空気の貯留で鼓音です。正答です。
3.肺炎:含気の低下で濁音です。
4.無気肺:濁音です。
5.気道狭窄:打診音は変化しません。
覚えるポイント
「鼓音=空気(気胸・肺気腫)」「濁音=液体・含気低下(血胸・胸水・肺炎・無気肺)」。