47A073|第47回 救急救命士国家試験 過去問
悪寒、高熱および混濁尿を特徴とする緊急度の高い疾患はどれか。1つ選べ。
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正解: 2
正答
2.腎盂腎炎
この問題のポイント
悪寒戦慄を伴う高熱と混濁尿、腰背部の叩打痛は急性腎盂腎炎の特徴です。細菌が血中に入ると敗血症に進展するため緊急度が高い疾患です。
解説
急性腎盂腎炎は膀胱炎から細菌が上行して腎盂・腎実質に感染する疾患で、38℃以上の高熱、悪寒戦慄、患側の腰背部痛と肋骨脊柱角の叩打痛、膿尿による尿の混濁を来します。高齢者や尿路に閉塞(結石・前立腺肥大)がある場合は敗血症性ショックに至りやすく、緊急度が高いです。膀胱炎は発熱を伴わず、前立腺炎は会陰部痛と排尿障害、尿路の癌は無症候性血尿、尿管結石は疝痛が主症状です。
選択肢の確認
1.膀胱炎:頻尿・排尿痛が主で高熱は伴いません。
2.腎盂腎炎:高熱・悪寒・混濁尿・腰背部叩打痛が特徴です。正答です。
3.前立腺炎:会陰部痛と排尿障害が主体です。
4.尿路の癌:無痛性血尿が主体で急性の高熱は典型的ではありません。
5.尿管結石:突然の疝痛が主体で発熱は合併感染時のみです。
覚えるポイント
「悪寒戦慄+高熱+混濁尿+腰背部叩打痛=急性腎盂腎炎(敗血症に注意)」。