第47回・2024年

47A078|第47回 救急救命士国家試験 過去問

アナフィラキシーで最も緊急度の高い所見はどれか。1つ選べ。

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正解3

正答

3.吸気性喘鳴

この問題のポイント

吸気性喘鳴は喉がむくんで気道が塞がりかけているサインなので、答えは3です。アナフィラキシーでは気道閉塞が最も命に関わります。

解説

アナフィラキシーの死因は、上気道の浮腫による窒息と、血管拡張・血管透過性亢進によるショックです。
吸気性喘鳴(ストライダー:息を吸うときのゼーゼー音)は、喉頭のむくみで上気道が狭くなっていることを示します。
嗄声(声のかすれ)や嚥下困難も同じサインです。
数分で完全に閉塞する危険があるため、直ちにアドレナリンを投与し早期に搬送します。
眼瞼腫脹、顔面紅潮、皮疹は皮膚粘膜の症状で、それ自体は命に直結しません。
腹部疝痛は消化器症状で、重症度の判断材料にはなりますが、気道閉塞ほど緊急ではありません。

選択肢の確認

1.眼瞼腫脹:皮膚粘膜症状で、緊急度は高くありません。
2.顔面紅潮:血管拡張による皮膚症状です。
3.吸気性喘鳴:上気道の浮腫を示し、最も緊急度が高い所見です。正答です。
4.前胸部皮疹:皮膚症状です。
5.持続性腹部疝痛:消化器症状で、気道症状より緊急度は低いです。

覚えるポイント

「アナフィラキシーで最も危険=上気道浮腫(吸気性喘鳴・嗄声)とショック」。アドレナリン筋注を急ぎます。

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