47A076|第47回 救急救命士国家試験 過去問
肝硬変で合成能低下による所見はどれか。1つ選べ。
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正解: 2
正答
2.出血傾向
この問題のポイント
肝硬変の症候は、肝細胞の合成能低下(凝固因子・アルブミンの低下による出血傾向・腹水)、解毒能低下(肝性昏睡・女性化乳房・クモ状血管腫)、門脈圧亢進(食道静脈瘤・脾腫)に分けられます。
解説
肝臓はほとんどの凝固因子を合成しているため、肝硬変で合成能が低下すると凝固因子が不足して出血傾向が生じます(血小板減少も加わります)。肝性昏睡はアンモニアの解毒能低下、女性化乳房やクモ状血管腫はエストロゲンの分解能低下、食道静脈瘤は門脈圧亢進によるもので、いずれも合成能低下ではありません。
選択肢の確認
1.肝性昏睡:アンモニアの解毒能低下によります。
2.出血傾向:凝固因子の合成能低下によります。正答です。
3.女性化乳房:エストロゲン分解能低下によります。
4.食道静脈瘤:門脈圧亢進によります。
5.クモ状血管腫:エストロゲン分解能低下によります。
覚えるポイント
「合成能低下=出血傾向・低アルブミン(腹水・浮腫)」「解毒能低下=肝性脳症・女性化乳房・クモ状血管腫」「門脈圧亢進=食道静脈瘤・脾腫・痔核」。