48A025|第48回 救急救命士国家試験 過去問
PAT法による二次トリアージの解剖学的評価で、赤(区分I)に分類される傷病者はどれか。1つ選べ。
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正解: 4
正答
4.両側大腿の変形
この問題のポイント
PAT法の解剖学的評価で赤(区分Ⅰ)となるのは、頭部・頸部・胸部・腹部・骨盤の重大な損傷、両側大腿骨骨折、四肢の切断、頸髄損傷を示す四肢麻痺、重度熱傷などです。両側大腿骨骨折は大量出血を来すため赤です。
解説
大腿骨骨折は片側で1000〜2000mLの出血を伴い、両側であれば出血性ショックに至るため、解剖学的評価で緊急治療群に分類されます。頭皮の挫創、片側上腕の変形、両側前腕の切創、足関節の開放骨折は生命を直ちに脅かす損傷ではなく、黄(待機的治療群)に相当します。
選択肢の確認
1.頭皮の挫創:軽症〜中等症で赤ではありません。
2.右上腕の変形:単独の四肢骨折は黄です。
3.両側前腕の切創:赤の基準ではありません。
4.両側大腿の変形:両側大腿骨骨折は大量出血のため赤です。正答です。
5.右足関節の開放骨折:黄に相当します。
覚えるポイント
「解剖学的評価で赤=フレイルチェスト・開放性気胸・腹部膨隆・骨盤骨折・両側大腿骨骨折・四肢切断・四肢麻痺・重度熱傷」。