48A079第48回 救急救命士国家試験 過去問

頭痛、悪心および嘔吐を特徴とする眼の疾患はどれか。1つ選べ。

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正解: 3

正答

3.急性緑内障発作

この問題のポイント

急性緑内障発作は眼圧の急上昇により激しい眼痛と頭痛、悪心・嘔吐、視力低下、毛様充血を来し、くも膜下出血や胃腸炎と間違われやすい眼科の緊急疾患です。

解説

急性閉塞隅角緑内障は隅角が閉じて房水が排出されず眼圧が急激に上がる病態で、中高年女性に多く、暗い場所や抗コリン作用のある薬で誘発されます。頭痛・嘔吐が前面に出るため脳疾患と誤認されますが、眼痛と視力低下、角膜の混濁、中等度散瞳、毛様充血が手がかりです。視神経炎や網膜剥離、網膜中心動脈閉塞症は視力障害が主で頭痛や嘔吐は伴わず、流行性角結膜炎は充血と眼脂が主体です。

選択肢の確認

1.視神経炎:視力低下と眼球運動痛が主で嘔吐は伴いません。
2.網膜剥離:無痛性の視野欠損が主です。
3.急性緑内障発作:頭痛・悪心・嘔吐・眼痛を来します。正答です。
4.流行性角結膜炎:充血と眼脂が主です。
5.網膜中心動脈閉塞症:突然の無痛性視力喪失が主です。

覚えるポイント

「頭痛+嘔吐+眼痛・視力低下・充血=急性緑内障発作(眼科の緊急疾患、数時間で失明の危険)」。

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