48A100|第48回 救急救命士国家試験 過去問
成人に比べて乳児で生じやすい外傷はどれか。1つ選べ。
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正解: 3
正答
3.橈骨頭亜脱臼
この問題のポイント
橈骨頭亜脱臼(肘内障)は靱帯が未発達な乳幼児に特有の外傷で、手を引っ張られたときに起こります。肋骨骨折や骨盤骨折、腰椎椎体骨折、頭蓋骨粉砕骨折は骨が柔らかい乳児では成人より起こりにくいです。
解説
乳幼児は橈骨頭を支える輪状靱帯が緩いため、腕を引っ張られると橈骨頭が靱帯から抜けかけて肘内障になります。乳児の肋骨は弾力があり骨折しにくく、骨盤や腰椎の骨折も稀で、頭蓋骨は柔らかく粉砕骨折より線状骨折が多いです。乳児の肋骨骨折や多発骨折を認めた場合は虐待を疑います。
選択肢の確認
1.肋骨骨折:乳児の肋骨は柔軟で骨折しにくく、あれば虐待を疑います。
2.骨盤骨折:乳児では稀です。
3.橈骨頭亜脱臼:乳幼児に特有で生じやすい外傷です。正答です。
4.腰椎椎体骨折:乳児では稀です。
5.頭蓋骨粉砕骨折:柔らかい頭蓋骨では粉砕骨折になりにくいです。
覚えるポイント
「乳幼児に特有=肘内障・若木骨折・骨端線損傷」「乳児の肋骨骨折・多発骨折=虐待を疑う」。