48A113第48回 救急救命士国家試験 過去問

骨盤外傷について正しいのはどれか。1つ選べ。

解答・解説を見る

正解: 2

正答

2.高齢者は転倒だけで骨折を生じる。

この問題のポイント

骨盤骨折は高エネルギー外傷で起こりますが、骨粗鬆症のある高齢者では転倒などの軽微な外力でも恥骨や坐骨の骨折を生じます。

解説

高齢者の骨盤は骨粗鬆症で脆く、立った高さからの転倒でも恥骨骨折などを起こし、抗凝固薬を服用していれば出血も多くなります。骨盤骨折の死亡原因は後腹膜への大量出血による循環血液量減少性ショックであり、血液分布異常性ショックではありません。骨盤固定具は第5腰椎ではなく大転子の高さに装着し、開放創へのガーゼ挿入は行わず被覆にとどめます。背面観察はログロールを避けてフラットリフトで行い、省略はしません。

選択肢の確認

1.背面観察は省略する:フラットリフトで行います。
2.高齢者は転倒だけで骨折を生じる:正しい記述です。正答です。
3.骨盤固定具は第5腰椎の高さに装着する:大転子の高さに装着します。
4.開放創からの出血に対してガーゼを挿入する:挿入せず被覆します。
5.死亡原因の多くは血液分布異常性ショックである:出血性(循環血液量減少性)ショックです。

覚えるポイント

「骨盤骨折=高齢者は軽微な転倒でも起こる、出血性ショック、大転子で固定、ログロール回避」。

関連問題

48A11248A114
学習アプリでこの問題を解く(記録・メモ・カード化)