48B010|第48回 救急救命士国家試験 過去問
失調性呼吸を呈するのはどれか。1つ選べ。
解答・解説を見る
正解: 3
正答
3.高度脳幹障害
この問題のポイント
失調性呼吸(ビオー呼吸)は深さもリズムも不規則で無呼吸を混じえる呼吸で、延髄の呼吸中枢が障害される高度の脳幹障害でみられ、呼吸停止の前兆です。
解説
呼吸中枢は延髄と橋にあり、脳幹の広範な障害(脳幹出血、脳ヘルニアの進行など)では呼吸パターンが不規則な失調性呼吸となります。気管支喘息は呼気延長、過換気症候群は頻呼吸、フレイルチェストは奇異呼吸、糖尿病ケトアシドーシスは深く大きなクスマウル呼吸を呈し、いずれも失調性呼吸ではありません。
選択肢の確認
1.気管支喘息:呼気延長・呼気性喘鳴です。
2.過換気症候群:規則的な頻呼吸です。
3.高度脳幹障害:失調性呼吸を呈します。正答です。
4.フレイルチェスト:奇異呼吸です。
5.糖尿病ケトアシドーシス:クスマウル呼吸です。
覚えるポイント
「失調性呼吸=延髄障害(呼吸停止の前兆)」「チェーン・ストークス=大脳・間脳障害や心不全」「クスマウル=代謝性アシドーシス」。