Y2021M04E2Q7|第2021年4月公表(第二種) 第一種・第二種衛生管理者免許試験 過去問
第二種関係法令労働安全衛生規則の衛生基準
ある屋内作業場の床面から 4m をこえない部分の容積が 150m3 であり、かつ、このうちの設備の占める分の容積が 55m3 であるとき、法令上、常時就業させることのできる最大の労働者数は次のうちどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
屋内作業場の気積は、床面から4mを超えない部分から設備の占める容積を差し引き、労働者1人につき10m3以上を確保します。計算結果に端数が出ても、人数を切り上げることはできません。
解説
使う基準は、労働者1人につき10m3以上です。
単位は、問題文も法令上の基準もm3なので、そのまま計算できます。
まず、人が使用できる気積を求めます。
- 150m3 − 55m3 = 95m3
次に、1人当たり10m3で割ります。
- 95m3 ÷ 10m3/人 = 9.5人
労働者数は整数であり、10人では100m3が必要となって95m3を超えます。したがって、常時就業させることのできる最大人数は9人です。
ひっかけポイント
「最大人数」を求めるため、9.5人を四捨五入して10人にはしません。基準を満たす整数人数まで切り捨てます。
選択肢の確認
1.4人
誤り。
4人なら必要気積は40m3で基準を満たしますが、利用可能な95m3ではさらに多くの労働者を就業させられるため、最大人数ではありません。
2.9人
正しい。
利用可能な気積95m3を1人当たり10m3で割ると9.5人となり、基準を満たす最大の整数は9人です。
3.10人
誤り。
10人には100m3以上が必要です。利用可能な気積は95m3なので、1人当たり10m3を確保できません。
4.15人
誤り。
設備の占める55m3を差し引かず、150m3をそのまま10m3で割った人数です。設備の容積は除外しなければなりません。
5.19人
誤り。
19人には190m3以上が必要であり、利用可能な95m3では基準を満たしません。
覚えるポイント
- 気積は、床面から4mを超える空間と設備の容積を除いて求めます。
- 必要気積は、労働者1人につき10m3以上です。
- 95 ÷ 10 = 9.5なので、最大人数は9人です。
- 衛生管理者は、設備の増設や人員配置の変更時にも気積が不足しないか確認します。