113E24|第113回 医師国家試験 過去問
冠動脈疾患リスクを低減する行動として適切でないのはどれか。
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正解: e
正答
e トランス脂肪酸摂取の増加
この問題のポイント
冠動脈疾患の予防では、喫煙、血圧、脂質、食事、労働負荷などの危険因子を整えます。トランス脂肪酸は増やすのではなく減らす対象です。
解説
トランス脂肪酸の多い食事は、LDLコレステロール上昇などを通じて冠動脈疾患のリスクを高めます。不飽和脂肪酸という分類だけで健康によいと判断してはいけません。脂質は種類と摂取量、何に置き換えるかを含めて評価します。
禁煙は血管内皮障害や血栓形成の危険を減らし、減塩は血圧管理に役立ちます。野菜を含む適切な食事と、休息を確保して過重労働を避けることも予防の方向に沿います。いずれか一つで予防が完成するのではなく、既往歴や糖尿病、脂質異常症なども踏まえて総合的に管理します。
選択肢の確認
a 禁 煙
適切です。喫煙は動脈硬化と冠動脈イベントの危険因子であり、禁煙は予防の重要な手段です。
b 減 塩
適切です。過剰な食塩摂取を減らすことは血圧管理に役立ち、高血圧に関連した心血管リスクの低減につながります。
c 野菜摂取の増加
適切です。野菜を含む栄養の偏りが少ない食事を勧めます。野菜を増やすだけで他の危険因子を無視してよいわけではありません。
d 長時間労働の回避
適切です。長時間労働は心血管疾患のリスクと関連し、過労を避けて睡眠・休息を確保することが重要です。
e トランス脂肪酸摂取の増加
正答。不適切です。トランス脂肪酸を増やすと冠動脈疾患リスクが高くなる方向で、摂取を控えることが勧められます。
覚えるポイント
- トランス脂肪酸は冠動脈疾患予防のために減らします。
- 禁煙、血圧・脂質管理、適切な食事と休息を組み合わせます。
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