107AM007|第107回 助産師国家試験 過去問
乳児期の泌尿器系の発達で正しいのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
乳児の排尿は大脳による随意的な調節が未発達で、膀胱が満たされると脊髄反射によって起こります。腎の濃縮力や血流も成人より未熟です。
解説
乳児は膀胱容量が小さく、排尿反射を意識的に抑制できないため、少量ずつ頻回に排尿します。成長とともに膀胱容量が増え、大脳皮質による調節や尿意の認識が発達して随意排尿へ移ります。新生児・乳児の腎臓は糸球体濾過、尿濃縮・希釈、酸塩基調節が未熟で、水分変動の影響を受けやすいです。体表面積当たりの腎血流量も生後3か月で成人値に達するわけではなく、より長い時間をかけて成熟します。
選択肢の確認
1.排尿は反射的に行われる。:随意的抑制が未発達で、膀胱充満による反射排尿が中心なので正しいです。
2.新生児の尿濃縮力は成人と同程度である。:腎髄質機能などが未熟で、尿濃縮力は成人より低いです。
3.乳児期前半での尿回数は1日5回程度である。:膀胱容量が小さいため、通常は5回よりはるかに頻回です。
4.体表面積当たりの腎血流量は生後3か月で成人レベルに達する。:腎機能は乳児期を通じて発達し、3か月で成人水準とはなりません。
覚えるポイント
乳児の腎・排尿は「反射排尿、頻回、濃縮力が低い」。脱水や過剰な水・溶質負荷へ脆弱です。