107AM013|第107回 助産師国家試験 過去問
分娩介助における臍帯の処置を図に示す。順調な分娩経過で出生し、速やかに第一啼泣を開始した正期産児の臍帯の切断で適切なのはどれか。ただし、切断箇所を点線で示す。

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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
啼泣が良好な正期産児では、臍帯拍動を考慮してクランプし、新生児側と胎盤側を確実に遮断した上で、その二点の間を切断します。図④がこの位置関係です。
解説
実画像の④では、臍帯の胎盤側と新生児側に器具が置かれ、点線の切断位置が両者の間にあります。これなら切断後も新生児側の断端がクランプされ、出血を防げます。児が活気良好で直ちに蘇生を要しない場合は、保温と観察を続けながら施設手順に従って臍帯処置を行います。切断線が新生児側クランプより児側なら、切断後の児側断端が遮断されません。また、胎盤側だけ・新生児側だけの不十分な遮断や器具の外側での切断も避けます。
選択肢の確認
1.①:新生児に近い器具より児側へ点線があり、切断後の新生児側断端を確実に遮断できない配置です。
2.②:点線と器具の位置から、切断部の両側を二点で確実にクランプした配置になっていません。
3.③:器具が胎盤寄りに集まり、点線と新生児側断端の遮断関係が不適切です。
4.④:新生児側と胎盤側をクランプし、その間を点線で切断する安全な配置です。
覚えるポイント
臍帯切断は「児側を確実にクランプ、胎盤側も遮断、二点の間を切る」。切断後に児側断端の出血を再確認します。