107AM017|第107回 助産師国家試験 過去問
日齢2の正期産児。医師に報告すべき症状はどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
日齢2の心雑音は移行循環に伴う一過性の場合もありますが、先天性心疾患の徴候になり得るため、酸素化や循環状態を確認して医師へ報告します。
解説
新生児の重篤な心疾患は出生直後に明らかでなく、動脈管閉鎖に伴って症状が出ることがあります。心雑音を聴取したら、呼吸数、陥没呼吸、チアノーゼ、SpO2、心拍、末梢灌流、哺乳力を評価し、医師の診察につなげます。周期性呼吸は短い呼吸休止と呼吸再開を繰り返し、色調変化や徐脈がなければ新生児にみられることがあります。新生児中毒性紅斑は良性です。排気とともに少量吐乳するのも一般的ですが、胆汁性・噴水状や全身不良なら別です。
選択肢の確認
1.周期性呼吸を認める。:短い休止で徐脈・チアノーゼを伴わない周期性呼吸は正期産児にもみられます。
2.心雑音が聴取される。:先天性心疾患や循環移行異常の可能性があるため、医師へ報告して評価します。
3.新生児中毒性紅斑が出現する。:生後早期にみられる一過性で良性の皮疹で、通常治療を要しません。
4.排気とともに哺乳したものを嘔吐する。:げっぷに伴う少量の溢乳はよくみられ、異常性状や全身症がなければ直ちに報告対象ではありません。
覚えるポイント
新生児心雑音は「一過性かもしれない」で終えず、SpO2、色、呼吸、灌流、哺乳を確認して報告します。