107AM037第107回 助産師国家試験 過去問

乳幼児のRSウイルス感染症で正しいのはどれか。2つ選べ。

2つ選択
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正解: 2・4

正答

2、4

この問題のポイント

RSウイルスは飛沫・接触で広がる呼吸器ウイルスで、多くの児が乳幼児期に感染し、鼻汁・咳から細気管支炎まで起こします。

解説

初感染では鼻汁、咳、発熱などで始まり、低月齢児や早産児、心肺疾患のある児では細気管支炎・肺炎となり、陥没呼吸、哺乳不良、無呼吸を生じ得ます。治療は酸素、補液・栄養、鼻腔分泌物の除去など支持療法が中心で、一般の乳幼児が内服する特異的抗ウイルス薬はありません。感染源は呼吸器分泌物であり魚介類ではありません。本試験時点でRSウイルスワクチンは乳幼児の定期予防接種ではなく、ハイリスク児への予防的抗体投与と区別します。

選択肢の確認

1.感染した場合には抗ウイルス薬を内服する。:乳幼児へ一律に用いる経口抗RSウイルス薬はなく、支持療法が中心です。
2.鼻汁や咳などの呼吸器症状がみられる。:上気道症状から下気道炎へ進む呼吸器感染であり正しいです。
3.生の魚介類を食べることで感染する。:飛沫・接触感染であり、魚介類による食中毒型感染ではありません。
4.ほとんどの乳幼児が感染する。:乳幼児期までに非常に多くの児が感染するため正しいです。
5.定期予防接種がある。:試験時点で乳幼児の定期接種には位置づけられていません。

覚えるポイント

低月齢児のRSVでは発熱が目立たず、無呼吸・哺乳低下だけのこともあります。呼吸仕事量と水分摂取を重点観察します。

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