109AM038|第109回 助産師国家試験 過去問
乳幼児の百日咳感染について正しいのはどれか。2つ選べ。
2つ選択
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正解: 3・5
正答
3、5
この問題のポイント
百日咳は飛沫・接触で広がり、乳児では典型的な咳が乏しくても無呼吸から重症化し得る。
解説
百日咳菌は患者の気道分泌物を介して飛沫・接触感染する。潜伏期間は通常7~10日程度で、カタル期、痙咳期、回復期の3期をたどる。治療と周囲への感染拡大予防にはマクロライド系抗菌薬が用いられる。生後6か月未満、とくにワクチン未完了の乳児は咳発作に伴う無呼吸、チアノーゼ、肺炎、脳症の危険が高く、呼吸状態と哺乳を慎重に観察する。
選択肢の確認
1.潜伏期間は2 ~3日である。:潜伏期間は一般に7~10日程度で、2~3日という説明は短い。
2.ペニシリン系の抗菌薬が第一選択となる。:第一選択はマクロライド系で、ペニシリン系ではない。
3.主な感染経路は飛沫感染と接触感染である。:咳や気道分泌物から飛沫・接触によって伝播する。
4.病期は痙咳期と回復期の2期に分けられる。:カタル期を含め、カタル期・痙咳期・回復期の3期に分かれる。
5.生後6か月未満の感染では無呼吸の合併リスクがある。:乳児は典型的咳発作が目立たず、無呼吸で重症化することがある。
覚えるポイント
百日咳は「7~10日潜伏・3病期・マクロライド・乳児の無呼吸」。