107PM003|第107回 助産師国家試験 過去問
日本人女性の乳癌のリスク要因はどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
乳癌はエストロゲンへの生涯曝露、遺伝的素因、飲酒などがリスクに関係し、授乳はむしろリスク低下と関連する。
解説
アルコールは摂取量が増えるほど乳癌リスクが上がることが知られ、エタノールや代謝産物の発がん作用、性ホルモンへの影響などが考えられる。その他、早い初経、遅い閉経、未経産・遅い初産、閉経後肥満、家族歴やBRCA1/2病的バリアントなども重要である。授乳経験は乳癌リスクを低下させる方向に働き、遅い初経は生涯のホルモン曝露を短くする。
選択肢の確認
1.やせ:一般的な乳癌リスク要因とはいえず、特に閉経後の肥満がリスクとなる。
2.遅い初経:エストロゲン曝露期間が短くなるため、早い初経と異なりリスク要因ではない。
3.授乳経験:乳腺の分化や排卵抑制等を介し、一般に乳癌リスクの低下と関連する保護的要因である。
4.アルコール摂取:摂取量に応じて乳癌発症率が上がることが示された生活習慣上のリスク要因である。
覚えるポイント
乳癌リスクは「ホルモン曝露が長い・飲酒・閉経後肥満・遺伝素因」、授乳は保護的と整理する。