第108回・2025年

108AM003|第108回 助産師国家試験 過去問

Aさん(54歳、女性、専業主婦)は夫と2人暮らしである。趣味は読書で家事以外で家から出ることは少ない。Aさんが運動不足によってリスクが高くなる健康問題はどれか。

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正解4

正答

4

この問題のポイント

身体活動不足は内臓脂肪蓄積、インスリン抵抗性、血圧・脂質異常を介してメタボリックシンドロームのリスクを高める。

解説

Aさんは家事以外で外出が少なく、座位中心の生活が推測される。運動不足では消費エネルギーと骨格筋での糖利用が減り、内臓脂肪が蓄積しやすくなる。その結果、耐糖能異常、高血圧、脂質異常が重積するメタボリックシンドロームの危険が上がる。ウォーキングや筋力運動を生活に無理なく組み込み、長時間座位を中断することが予防につながる。

選択肢の確認

1.1型糖尿病:自己免疫による膵β細胞破壊が主因で、運動不足が代表的な発症要因ではない。
2.子宮内膜症:異所性内膜組織による疾患であり、運動不足との直接的な因果が中心ではない。
3.腹圧性尿失禁:骨盤底支持の低下などが関係するが、運動不足で最も典型的に増える健康問題ではない。
4.メタボリックシンドローム:運動不足による内臓脂肪蓄積と代謝異常の重積によりリスクが高くなる。

覚えるポイント

運動不足では『内臓脂肪・血糖・血圧・脂質』を一連の代謝リスクとして考える。

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