108AM002第108回 助産師国家試験 過去問

妊婦の摂取量が過量な場合に、有機水銀による胎児の健康障害が最も懸念される魚介はどれか。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

妊婦は魚介類の栄養を生かしつつ、食物連鎖でメチル水銀を蓄積しやすい大型魚の種類と摂取量に注意する。

解説

有機水銀、特にメチル水銀は胎盤を通過し、過量曝露では発達中の胎児中枢神経に影響し得る。大型で寿命の長い捕食魚ほど濃度が高くなりやすく、厚生労働省の注意事項ではクロマグロは1回約80 gとして週1回までが目安である。魚を一律に避ける必要はなく、種類を分散して適量を摂る。サバ、ブリ、カツオは本問の4種ではクロマグロほど摂取制限の対象にならない。

選択肢の確認

1.サバ:通常の摂取で妊婦向け注意事項の高水銀魚として扱われず、クロマグロより懸念は小さい。
2.ブリ:大型魚ではあるが、提示4種のうちメチル水銀への摂取注意が最も強い魚ではない。
3.カツオ:一般的な摂取で差し支えない魚として扱われ、本問の最も懸念される魚ではない。
4.クロマグロ:大型捕食魚でメチル水銀を蓄積しやすく、妊婦は過量摂取を避ける必要がある。

覚えるポイント

妊婦の水銀対策は『魚を禁止』ではなく、大型捕食魚の種類・1回量・頻度を調整する。

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