107PM009|第107回 助産師国家試験 過去問
Aさん(47歳、女性)は市町村の子宮がん検診の結果から精密検査を勧められ、産婦人科外来を受診した。持参した子宮頸部細胞診の結果はLSIL(軽度扁平上皮内病変)であった。Aさんに必要な検査はどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
LSILは子宮頸部のHPV関連軽度病変を示す細胞診判定であり、コルポスコピーで病変を拡大観察して必要な生検部位を決める。
解説
子宮頸部細胞診のLSILは、軽度扁平上皮内病変を疑う所見である。細胞診はスクリーニングなので、コルポスコピーにより子宮頸部の移行帯、白色上皮、モザイク・赤色斑などを観察し、異常部の狙い組織診を行う。その結果でCINの程度を評価し、経過観察か治療かを決める。子宮内膜細胞診や膀胱鏡、骨盤MRIはLSILの第一段階の精査ではない。
選択肢の確認
1.膀胱鏡:膀胱内病変を評価する検査で、子宮頸部LSILの精査には用いない。
2.骨盤MRI検査:進行子宮頸癌の進展範囲評価には有用だが、LSILでまず行う検査ではない。
3.コルポスコピー:子宮頸部病変を拡大観察し、狙い組織診につなげる適切な精査である。
4.子宮内膜細胞診:子宮体部の内膜病変を評価する検査で、頸部LSILの評価部位と異なる。
覚えるポイント
子宮頸部細胞診異常は「コルポスコピー→異常部の組織診」で病理学的な程度を確認する。