107PM012|第107回 助産師国家試験 過去問
Aさん(28週、初妊婦)の推定胎児体重は930 g(-1.5 SD)であり、超音波検査とノンストレステスト〈NST〉が実施された。胎児異常はない。Biophysical Profile Score〈BPS〉は10点であった。Aさんへの対応で必要なのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
BPS 10点は、NST、胎児呼吸様運動、胎動、胎児筋緊張、羊水量がすべて良好な胎児well-beingを示し、直ちに介入する所見はない。
解説
BPSは5項目を各2点、計10点で評価し、8〜10点は通常良好と判断する。本例は推定胎児体重930 g、-1.5 SDで小さめではあるが、超音波とNSTに異常がなくBPSが満点である。妊娠週数、体重増加、臍帯血流、羊水量等を必要に応じて経時的に追い、まず経過観察とする。低酸素を示す所見がないので酸素投与は不要で、羊水検査や葉酸投与の適応を示す情報もない。
選択肢の確認
1.経過観察:BPS 10点で胎児状態は良好であり、適切な間隔で発育とwell-beingを再評価する。
2.酸素投与:NSTとBPSに低酸素を疑う所見はなく、ルーチン投与の根拠がない。
3.葉酸投与:神経管閉鎖障害の予防は妊娠前から初期が中心で、現在の体重所見への対応ではない。
4.羊水検査:染色体・遺伝学的確定診断等の適応が示されず、BPS良好だけでは行わない。
覚えるポイント
BPS 8〜10点は基本的に良好。推定体重が小さめなら、一回の値だけでなく成長曲線と血流を経時的に評価する。