107PM015第107回 助産師国家試験 過去問

Aさん(35歳、1回経産婦)は、妊娠26週2日。75 gOGTTで、空腹時血糖90 mg/dL、1時間値190 mg/dL、2時間値150 mg/dLであった。Aさんに、医師から妊娠糖尿病について説明された。Aさんへの指導で正しいのはどれか。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

75 gOGTTは空腹時92、1時間180、2時間153 mg/dL以上のいずれか1点で妊娠糖尿病と診断する。本例は1時間190 mg/dLが該当する。

解説

妊娠糖尿病の管理は、過度なエネルギー制限にせず母体と胎児に必要な栄養を確保しながら、食後高血糖を抑えることが基本である。食事内容、分食、食事時刻と血糖の関係を記録すると、個別化した指導に役立つ。産科的禁忌がなければ適度な運動も有用である。食事・運動で目標に届かないときは通常インスリンを用い、経口糖尿病薬を安易に第一選択としない。

選択肢の確認

1.運動を控える。:切迫早産等の禁忌がなければ、食後歩行など適度な運動は血糖管理に有用である。
2.食事内容を記録する。:摂取量・時刻と血糖の関係を可視化し、具体的な食事調整につながる。
3.経口糖尿病薬を内服する。:妊娠中に薬物治療が必要な場合はインスリンが基本で、自己判断で経口薬を用いない。
4.食事から摂取するエネルギーは非妊時から50 kcal/日増やす。:一律の50 kcal付加ではなく、妊娠週数、非妊時BMI、母体・胎児の経過で設定する。

覚えるポイント

GDMはOGTTの3時点のうち1点で診断。管理は「食事記録・自己血糖測定・適度な運動・必要時インスリン」である。

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