107PM026第107回 助産師国家試験 過去問

産褥期のホルモンの変動で正しいのはどれか。

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正解: 3

正答

3

この問題のポイント

乳頭への吸啜刺激は視床下部を介してプロラクチン分泌を上昇させるため、授乳回数が多いほど乳汁産生を支えやすい。

解説

胎盤娩出後にエストロゲンとプロゲステロンが急激に低下すると、プロラクチンの乳汁産生作用が現れる。授乳のたびに吸啜刺激がプロラクチンのパルス状分泌を起こすため、頻回授乳は分泌維持に有利である。オキシトシンは吸啜の直後から上昇して乳汁射出反射を起こす。高プロラクチン状態はGnRH分泌を抑制し、無月経の一因となる。

選択肢の確認

1.授乳婦はゴナドトロピン放出ホルモン〈GnRH〉の分泌が亢進する。:吸啜に伴う高プロラクチン状態でGnRHは抑制される。
2.オキシトシンは授乳開始から30分後に血中濃度が上昇する。:吸啜刺激に反応してすみやかにパルス状に分泌される。
3.授乳回数が多いほどプロラクチンの血中濃度が上昇する。:頻回の吸啜刺激がプロラクチン分泌を反復して促す。
4.新生児との接触でプロゲステロンが上昇する。:プロゲステロンは胎盤娩出後に急低下し、接触で上昇するホルモンではない。
5.エストロゲンは乳汁産生を促進する。:妊娠中の高値はプロラクチンの乳汁分泌作用を抑え、産後の低下で泌乳が始まる。

覚えるポイント

プロラクチンは「作る」、オキシトシンは「出す」。頻回吸啜は両反射を繰り返し引き起こす。

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