108AM027第108回 助産師国家試験 過去問

分娩後の恥骨結合離開で安静臥床中の褥婦への対応で適切なのはどれか。

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正解: 3

正答

3

この問題のポイント

恥骨結合離開の急性期は骨盤輪をベルトで安定させ、疼痛を避けながら移動・授乳方法を調整する。

解説

分娩で恥骨結合が過度に離開すると、恥骨部痛、歩行困難、寝返り痛が生じる。恥骨と大転子周囲を骨盤ベルトで固定し、股関節の過度な外転を避け、鎮痛と安静を行う。授乳は座位まで待たず側臥位など疼痛の少ない姿勢で可能である。離開部を手掌で強く押す触診は疼痛と損傷を悪化させる。回復には数週~数か月を要することがあり、骨盤底筋体操は急性痛が軽減し専門職が評価してから段階的に行う。

選択肢の確認

1.座位保持ができるようになってから授乳を開始する。:側臥位などで早期から授乳でき、座位保持まで母子接触を延期する必要はない。
2.恥骨の触診は手掌全体で恥骨に圧をかけて押す。:強い圧迫触診は疼痛を増すため、症状と画像所見を用いて慎重に評価する。
3.恥骨と大転子周囲を骨盤ベルトで固定する。:骨盤ベルトで恥骨結合と骨盤輪を支持し、動作時痛を軽減する。
4.産後2、3日で治癒することを伝える。:2~3日で必ず治癒する病態ではなく、回復には数週以上かかることがある。
5.骨盤底筋体操を勧める。:急性期に一律に勧めず、疼痛と離開が改善してから段階的に行う。

覚えるポイント

恥骨結合離開は『骨盤固定・外転回避・疼痛に合わせた動作・回復は数週以上』。

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