108AM038|第108回 助産師国家試験 過去問
出生後1時間の新生児の呼吸の異常所見はどれか。2つ選べ。
2つ選択
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正解: 3・4
正答
3、4
この問題のポイント
新生児の呻吟と陥没呼吸は呼吸仕事量増大を示す異常所見で、酸素化と原因を直ちに評価する。
解説
正常新生児の呼吸数は概ね30~60/分で、50/分は範囲内である。短い無呼吸を挟む周期性呼吸も、色調や心拍が安定し長い無呼吸を伴わなければ生理的にみられる。呼気性呻吟は呼気終末陽圧を作ろうとする反応、胸骨上窩の陥没は強い吸気努力の徴候で、呼吸障害を示す。正常な腹式呼吸では胸腹部は概ね同方向に動くため、吸気時の同時上昇は異常ではない。SpO2、呼吸数、色、鼻翼呼吸も観察する。
選択肢の確認
1.呼吸数が50/分である。:50/分は新生児の正常呼吸数30~60/分の範囲内である。
2.周期性呼吸がみられる。:短い周期性呼吸は新生児で生理的にみられ、単独では異常としない。
3.呼気時に呻吟がみられる。:呼気性呻吟は肺胞虚脱を防ごうとする呼吸窮迫の異常所見である。
4.胸骨上窩の陥没呼吸がみられる。:胸骨上窩の陥没は吸気努力増大を示す異常な陥没呼吸である。
5.吸気時に前胸部と腹部が同時に上昇する。:胸部と腹部が吸気時に同時に上昇するのは正常な協調運動である。
覚えるポイント
新生児呼吸障害は『多呼吸・呻吟・陥没・鼻翼呼吸・チアノーゼ』で捉える。