108AM040第108回 助産師国家試験 過去問

Aさんは、妊婦健康診査でHBs抗原陽性、HBe抗原陽性を指摘された。母子感染予防策で正しいのはどれか。2つ選べ。

2つ選択
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正解: 3・5

正答

3、5

この問題のポイント

HBV母子感染予防は、出生後できるだけ早くB型肝炎ワクチンと抗HBs免疫グロブリンを児へ投与する。

解説

HBs抗原・HBe抗原陽性母体はウイルス量が多い可能性があり、児への周産期感染リスクが高い。児に出生後12時間以内を目安としてHBIGとB型肝炎ワクチンを別部位へ投与し、その後も所定のワクチン日程を完了する。後日HBs抗原・抗体を確認して予防効果を判定する。帝王切開だけで感染を防ぐ根拠はなく、HBIGは母体でなく児に投与する。HBIGを生後2か月まで遅らせると出生時曝露への受動免疫が間に合わない。

選択肢の確認

1.予定帝王切開で分娩を行う。:分娩様式だけで感染を防げず、予定帝王切開を母子感染予防策とはしない。
2.出産直前の母体にγ-グロブリンを投与する。:免疫グロブリンは出生後の児へ速やかに投与し、出産直前の母体投与ではない。
3.出生直後の児にB型肝炎ワクチン接種を行う。:出生直後から能動免疫を開始するB型肝炎ワクチン接種が必要である。
4.生後2か月で抗HBsヒト免疫グロブリンを児に投与する。:HBIGは生後2か月まで待たず、出生直後に投与する。
5.出生12時間以内に抗HBsヒト免疫グロブリンを児に投与する。:出生12時間以内に児へHBIGを投与し、感染成立前の受動免疫を与える。

覚えるポイント

HBV母子感染予防は児へ『出生直後のワクチン+HBIG』、後にワクチン完遂と抗原抗体確認。

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