108PM012|第108回 助産師国家試験 過去問
Aさん(32歳、初産婦)は陣痛開始から12時間が経過した。このときの内診所見は、子宮口7 cm開大、展退度80%、Station ±0、小泉門は触れず、大泉門が先進部として触れた。この場合に予測される骨盤通過面はどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
先進部で大泉門が触れ、小泉門が触れないのは児頭の屈位が不十分な頭頂前方部先進で、前後径周囲面が骨盤を通過します。
解説
正常の十分な屈位では小泉門が先進し、小斜径(後頭下―大泉門径)周囲面で通過します。本問は大泉門が最低部に触れるため屈位が解除された頭頂位と考え、後頭―前額径を含む前後径周囲面が通過面になります。さらに仰頭が強くなると前額位で大斜径周囲面、顔面位で気管頭頂径周囲面が対応します。
選択肢の確認
1.小斜径周囲面:小斜径周囲面は小泉門が先進する十分に屈曲した正常頭位で通過する面です。
2.前後径周囲面:大泉門が先進し小泉門が触れない不十分屈位では、後頭―前額径による前後径周囲面が通過します。
3.大斜径周囲面:大斜径周囲面は頭部がさらに仰展した前額位で対応する通過面で、本問の大泉門先進とは異なります。
4.気管頭頂径周囲面:気管頭頂径周囲面は顔面が先進する顔面位に対応し、大泉門を先進部とする本例ではありません。
覚えるポイント
屈位から仰展へ「小斜径→前後径→大斜径→気管頭頂径」と対応させます。