第108回・2025年

108PM013|第108回 助産師国家試験 過去問

養親となることを希望している者への特別養子縁組制度の説明で正しいのはどれか。

解答・解説を見る

正解3

正答

3

この問題のポイント

特別養子縁組は子の福祉を中心に、家庭裁判所の審判で実親子関係を終了させ、安定した法的親子関係を形成する制度です。

解説

特別養子縁組が成立すると、実方の父母と親族との法的関係は原則として終了し、養親と子の関係は安定性を重視するため当事者の都合で簡単に解消できません。解消は養親による虐待など、子の利益のため特に必要な場合に限られます。成立前に必要な試験養育や同意の手続があり、成立後に実親が一方的に引き戻す制度ではありません。養親は要件を満たせば育児休業制度を利用できます。

選択肢の確認

1.「養親は育児休業を取得できません」:法律上の養親も子を養育する労働者であり、適用要件を満たせば育児休業を取得できます。
2.「実親が育てたいと言った場合は、実親の元に戻ります」:特別養子縁組の成立後は法的関係が安定し、実親の希望だけで子を実親の元へ戻すことはできません。
3.「原則、養子になった子どもとの親子関係は解消できません」:子の生活の安定を保護するため、特別養子縁組の離縁は子の利益のため特に必要な例外を除き原則できません。
4.「将来子どもが戸籍を見ると、養子であることが分かります」:特別養子の戸籍は実子に近い記載となり、戸籍を見れば通常の養子表示から直ちに分かるという説明は不正確です。

覚えるポイント

特別養子縁組は「実方との法的関係終了」と「養親子関係の安定」が要点です。

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