108PM015|第108回 助産師国家試験 過去問
妊娠糖尿病の妊娠管理で正しいのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
妊娠糖尿病は食事・運動で目標血糖を維持できない場合、胎盤通過で胎児に影響する経口薬ではなくインスリンで管理します。
解説
食事療法では、妊娠週数と非妊時BMIに応じた必要エネルギーを確保し、食後高血糖と空腹時ケトーシスを防ぐため通常は3食に間食を加えた5〜6分食を検討します。2分食で一回量が増えるのは適切でありません。食事・運動で不十分な場合の第一選択薬はインスリンです。血糖目標は概ね空腹時95 mg/dL未満、食後1時間140 mg/dL未満、食後2時間120 mg/dL未満であり、食前120 mg/dL以下では緩すぎます。
選択肢の確認
1.食事療法として2分食を指導する。:一日2回のみに分けると一回摂取量が多くなり食後高血糖を招くため、通常は3食と間食に分けます。
2.薬物療法としてインスリン療法を行う。:食事療法で目標血糖が得られない場合、胎盤通過の影響が少ないインスリン療法を行います。
3.薬物療法として経口血糖降下薬を内服する。:妊娠中は安全性と胎児への影響から経口血糖降下薬を標準的な第一選択とせず、インスリンを用います。
4.食前血糖120 mg/dL以下を目指して指導する。:食前血糖120 mg/dLは妊娠中の管理目標として高すぎ、空腹時は概ね95 mg/dL未満を目指します。
覚えるポイント
GDM管理は「適正エネルギーの分食」と「不十分ならインスリン」が基本です。