第109回・2026年

109PM014|第109回 助産師国家試験 過去問

オキシトシン点滴静脈内注射による分娩誘発中の管理で正しいのはどれか。

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正解1

正答

1

この問題のポイント

オキシトシンは過強陣痛や胎児機能不全を防ぐため、精密持続点滴装置で投与量を正確に管理します。

解説

オキシトシンによる分娩誘発・促進では、独立した輸液ラインと精密持続点滴装置を用い、母体の収縮と胎児心拍を連続監視します。増量を検討する際は前回の増量から30分以上をあけ、子宮収縮が不十分で、子宮頻収縮や胎児機能不全がなく、最大投与量に達していないことを確認します。30分経てば自動的に増量するわけではありません。胎児心拍数波形がレベル3以上なら状況に応じて増量を見合わせ、減量・中止、体位変換などを行います。連続監視に加え、胎児心拍数陣痛図を分娩第1期は約15分間隔、第2期は約5分間隔で評価します。監視装置を装着し続けることと、波形を評価する間隔を区別します。

選択肢の確認

1.精密持続点滴装置を用いて投与する。:正確な微量調節が必要なため、精密持続点滴装置を用いる管理が正しいです。
2.分娩第1期の胎児心拍数陣痛図の評価は30分ごとに行う。:連続監視を行いながら、分娩第1期は約15分間隔で波形を評価するため、30分間隔では不十分です。分娩第2期は約5分間隔で評価します。
3.胎児心拍数波形のレベル3では、オキシトシンを増量してよい。:レベル3の胎児心拍数波形は胎児機能不全として扱い、増量せず原因を評価し、減量・中止を検討します。
4.前回の増量時から15分経過していれば、オキシトシンを増量してよい。:増量には前回増量から30分以上の経過が必要です。加えて収縮頻度・持続、胎児心拍、現在の投与量を確認するため、15分経過だけでは増量できません。

覚えるポイント

オキシトシンは「精密ポンプ・連続監視・波形評価は第1期約15分/第2期約5分・増量間隔30分以上・異常時は減量/中止」と整理します。

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