109PM015|第109回 助産師国家試験 過去問
Aさん(30歳、初産婦)は妊娠36週。Aさんの夫から「血液を見るのがすごく苦手です。気分が悪くなります。妻は出産の立ち会いを希望していますが、自分はしたくない。仕事も忙しくて休めないし、父親になる実感がわかなくて。両親学級も参加できていないので育児も心配です。どうしたらいいですか」と相談を受けた。このときの助産師の対応で適切なのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
立会いを強制せず、夫が実行できる方法と時間で育児技術を学べる個別の育児指導を計画します。
解説
夫は血液を見ると気分不良になり、立会いを望んでいませんが、父親になる実感や育児への不安を自ら相談しています。まずその気持ちを受け止め、Aさんの希望との違いを夫婦で話し合えるよう支えます。両親学級に参加できないなら、短時間の個別指導、動画教材、沐浴・抱っこ練習など勤務に合わせた方法を提案します。立会い、健診同伴、1年間の育休を一律に求めず、利用できる制度と本人たちの選択を支えます。
選択肢の確認
1.出産への立ち会いを促す。:血液で気分不良になる本人の意思を無視して立会いを促すのは安全と自己決定の点で不適切です。
2.夫への育児指導を計画する。:参加可能な時間と方法で抱っこ・沐浴等を学ぶ個別育児指導を計画するのが適切です。
3.育児休業を1年間取得するように勧める。:育児休業期間は家庭・職場事情と制度を踏まえて選ぶもので、助産師が1年間を一律に勧めません。
4.毎回妊婦健康診査に付き添うように伝える。:毎回の健診同伴を義務のように求めず、参加できる機会と代替の学習方法を調整します。
覚えるポイント
父親支援は「強制しない・不安を聞く・生活に合う学習方法・夫婦の合意形成」です。