108PM017第108回 助産師国家試験 過去問

低出生体重児について正しいのはどれか。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

低出生体重は胎児期の発育環境と成人期の代謝性疾患の関連を示すDOHaDの観点から、将来の肥満に関連します。

解説

低出生体重児は出生体重2,500 g未満で、日本の出生に占める割合は令和3年に約9%台であり、5%ではありません。予後は出生体重だけでなく在胎週数と強く関連し、在胎週数が短いほど呼吸・神経・栄養などの未熟性が大きくなります。多くの児は幼児期に成長を追い上げるcatch-upを示しますが、必ず成長曲線を上回るとは限りません。急速なcatch-upや不適切な生活環境は、成人期の肥満、2型糖尿病、高血圧などと関連します。

選択肢の確認

1.令和3年(2021年)の低出生体重児の割合は全出生の5%である。:令和3年の日本における低出生体重児の割合は全出生の約9%台で、5%とする数値は低すぎます。
2.低出生体重児の予後は在胎週数と相関しない。:在胎週数は臓器成熟の程度を反映し、低出生体重児の生存や後障害などの予後と明らかに関連します。
3.3歳までに成長曲線を上回る。:幼児期にcatch-upする児は多いものの、全員が3歳までに成長曲線を上回るという一律の経過ではありません。
4.成人後の肥満に関連がある。:胎児期の低栄養への適応と出生後の急速な体重増加などを介し、成人後の肥満・代謝異常と関連します。

覚えるポイント

低出生体重児は「割合約9%」「予後は在胎週数と関連」「成人期代謝リスク」を組で覚えます。

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